・アレグリアスの単語を辞書で調べたら、、、
Alegrias=「喜び、嬉しさ、陽気さ、快活さ、鮮やかさ、明るさ」でした。
踊る上での肝心な表情そのものです。
・アラゴン地方(スペイン北部)の民謡jota(ホタ)の影響を受けている。
ホタがアンダルシアの港町カディスに持ち込まれる→ホタがソレアのリズムと掛け合ってカンティーニャスが生まれる→アレグリアスに変化していった。(色んな文献を自分なりにシンプルに纏めたら、こんな感じになりました)
・アレグリアス=「喜び」なのに、レトラは苦しさや力強い表現が多いのは、何で??この疑問、出会ったスペイン人やアルティスタによく聞いてました。
一番多かった答えは、「苦しみを超えて得た喜びだから」。人によっては「レトラにはそもそも、あまり意味はない」。正解はなく、捉え方は人それぞれなんでしょうが、とにかく、暗い顔をして踊らない!
・シレンシオ(静寂)のパートが特徴的。私は初級でアレグリアスを教える時はシレンシオを抜きます。ソレアと同じコンパスの取り方で、ゆっくりと表情豊かに踊るには鍛錬が必要です。フラメンコ歴が浅いと厳しいかと思います。
・構成、振付、踊り方のふり幅は大きく、本当に多種多様なヌメロ。だからこそ、私はずーっとアレグリアスに恐怖感抱いてます。自由過ぎて、どう踊ったらいいか訳分からなくなります。そのくせ、私のフラメンコ人生、本番で踊ったヌメロはやっぱりアレグリアスが一番多いと思う。アレグリばかり踊っていた時代もあります。
・大塚友美さんに習ったのが初めてで、シンプルでヒターナらしいアイレたっぷりの可愛いアレグリアスでした。スペイン人からアレグリのクルシージョを受けた経験は数知れず、全て列挙できないけど、印象的だったのはJesus Aguilera(ヘスス・アギレラ)!!イベリア主宰のクルシージョでヘススのアレグリアス歌振りを受講した時のこと。振付が楽しくて教え方も誠実で、すっかりファンになり、「歌振りだけでなく、最初から最後までフルバージョンを教えて欲しい!!」ってイベリアに交渉、要望が叶ったのです。メチャクチャ難しくて手に負えませんでしたが、その経験は宝物!
・アレグリアスのバタ・デ・コーラの華やかさは最強だと思う。最近はバタのアレグリが多いので、普通の衣装のアレグリアスの踊り方を忘れてしまっている私(苦笑)
バタは決して簡単ではありません、練習しないと出来ません。諦めずに続けるのみです。体にバタを纏うようになれるとイイですね。
<アレグリアスの有名なレトラの一つ>
Dos corazones a un tiempo
se han puesto en balanza
uno pidiendo justicia
otro pidiendo venganza
心が二つ 計りの両端にのっている
ひとつは公正な裁きを求め
もうひとつは、復讐を求めている
Aunque ponga en tu puerta
cañones de artilleria
tengo que pasar por ella
aunque me cueste la vía
連中がおまえの戸口に大砲を並べても
入っていかざるおえない、命を懸けても
♪スペイン語ひと口メモ♪
身体の単語③
mano 手
uña 爪
dedo 指
cuello 首
cabeza 頭
cara 顔
frente 額
☆干場の推しカルチャー☆
大河ドラマ「青天を衝け」
この前、あるクラスで大河ドラマの話題になった。生徒はイケメンだらけで現実味がないと言っていた(笑)
私は歴史好き、大河ドラマ好き人間です。
前回の麒麟も良かったです。今回の大河も今のところ面白いです。キャスティングがイイ!竹中直人が出演する大河は、大体当たる。
写真:個人レッスンでバタ・デ・コーラを受けてる生徒さんのバタの色と、私の持ち物=椅子、水筒、お掃除スリッパの色、全て同じ黄緑色!!なんか可笑しくなって、記念撮影!!
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