5/5~7、富山へ。混雑避けるためにGW後半を狙ったら、わりと北陸新幹線も観光地も空いていました。
富山に到着してすぐ、観光案内所で「美味しいブラックラーメンのお店はどこですか?」と聞く。「元祖のお店は、初めての方にとっては濃すぎるかもしれませんが、多少薄めのお店もありますよ」と言われた。「せっかくなので、老舗に行きます!」と元祖店を紹介してもらって直行。ホントだ!濃い!辛い!自分は薄味好みなので余計にパンチが効いたか、目がクラクラした。一気に血圧上がった感じ。「お湯で薄めてください」とお願いしてたお客さんもいた。チャーシューとメンマが麺と絡めて食べれるぐらい沢山入っていてビックリ、素晴らしい!
そして、富山市ガラス美術館へ。ここ、凄いです! 隈研吾氏が設計した図書館の中に併設されていて、これが図書館?ってぐらい開放的で見事な建築物。美術館の最上階には、パワフルでカッコいい作品がドーンってあって、見応え十分でした。
<ガラス美術館の天井>
<図書館内部>
それから宿泊先の高岡へ移動。ホテルフロントで「美味しいお寿司やさんどこですか?」と聞く。教えてもらった所に行くが、5日は祝日なので市場が休みだからか、閉まってるお店ばかり。妥協して開いてるお店に入る気にもなれず、富山名産の駅弁「ますの寿司」と日本酒を買ってホテルで食べた。ここまで来て部屋で駅弁って・・数年前、直島に行った時に「どん兵衛とサトウのご飯」を食べざる負えなかったイタイ思い出とかぶる。
二日目:高岡大仏と念願の金町へ!鋳物と古い町並みで有名なところ、ずっと来たかったのよね。
たまたま入ったギャラリーの奥様に「金町に来たくて神奈川から来た」と言ったら沢山お話してくれて、江戸時代から続く土間の裏工房も案内して頂いた。伝統的住居や工芸、古い機械、大好き!癒されたぁ。
それから、富山湾寿司のランチを食べて雨晴海岸へ。立山連峰が海に映える有名なとこ。旅に出る前までは海に行きたい気は全然無かったんだけど、北陸に来て日本海見ないで帰るのはちょっとなぁ、と急に行きたくなった。一人旅の醍醐味はこういうところだ。気分次第で行先を変更できる。高岡から雨晴までは20分程度と近い。ただ電車の本数が少なく、帰りの時刻を見たら二時間後。さほど若くない女子が一人で数時間海岸沿いをフラフラ歩いたりボーっと座ったり、傍からみたら変質者?
曇だったので立山連峰がクッキリ見えなかったけど、日本海を満喫してリフレッシュチャージ満タン!
<義経が雨宿りしたと言われている義経岩と立山連峰>
夜、高岡でちょい有名な居酒屋へ。観光客もいて開放的かなと想像してたら、全く逆で少々ビビった。地元の常連客と店員さんの話が弾んでいるようなとこによそ者が来ちゃって、居づらいなと思いつつも、頭の中ではもう「白エビ」がグルグル回っていたので、「とにかく白エビください」と叫ぶ。白エビのかき揚げを注文、美味しかったです!
最終日:帰る前に、国宝瑞龍寺へ。小雨が降っていたけど、お寺と雨の雰囲気が好き。信長、前田利長などの石廟があるところ。
高岡は藤子不二雄さんの出身地で、駅前にドラえもん像がある。雨晴海岸へ行く電車は、忍者ハットリくん電車でした。
ウチの田舎が石川なので北陸には縁があります、良いところですよ。今度は、富山~能登まで行きたいな。