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sin pensar,sentirを終えて・・・

4/6(水)エルフラライブ、無事終了しました。

お越し下さったお客様、本当にありがとうございました。

とにかく客席が温かく、盛り上げて頂きまして、心の底から感謝です!

四方八方からハレオが飛んできて嬉しかった。それもとても上手いハレオ!

舞台は恐怖です。精神不安定になるしお腹不調になるし、眠れなくなるし、正直なとこ練習や準備の為に時間もお金もかかる。「早く楽になりたい!」と思う。でも、一瞬の為に費やしてきた全ての事が爆発する瞬間がたまらなくてやってるんだなと実感しました。あんなに怖がってたのに、終わったら「また一緒にやろうね!」と言っちゃう。そうやって20年以上フラメンコをやってきた。

円ちゃんが「本番力の凄さを身に染みて感じた。さすが皆プロだね。」と言っていた。ずっと準備してきたこと、感じてきたことが得体のしれない勇気に変わって全開して「何か」が湧いて出てくる。6日のライブは、それが全員に言える事だと痛感しました。本番力、本当にそうだね。皆さんリハから凄いんだけど、舞台に乗ると更に何万馬力の魅力が爆発して、本当に素晴らしかった。

いわねさんはいつも的確なアドバイスをしてくれるので嬉しい、いつもそれで好転する。見た目と違って?!優しい繊細なシレンシオを弾いてくださった。シレンシオは直前まで手直しして結果的にやって良かった。実は、最初は全く違うバージョンだった!!

永潟さんは10数年ぶりにお会いしましたが、以前と変わらない温かいカンタオールでした。永潟さんの唄がすーーと感覚に入ってくる自分がいて、とっても踊りやすかったです。

今回の舞台、初めてコリン(バタよりちょっと短い衣装)を着て踊ると決めたので、今まで以上に神経質になっていました。けど、表舞台にもあまり出ずに二か年計画でずっとこの曲を踊り込んできた!それがやっと日の目に出る、しかもエルフラが閉店になる!ネガになってる場合じゃないと言い聞かせて臨みました。

私が踊ったCantiñas カンティーニャス、普段出来ていた「決め所」で失敗し、いつも不安だったとこは何の問題もなく通り過ぎました・・・2年やってきてこれ?と悲しくなりますが、ド緊張の中、気分は上々でした(笑)フラメンコは力強いだけじゃないというのを表現したくて、柔らか系で攻めました。激しい系ご希望だった方、ご要望にお応えできず申し訳ありません。

一番緊張したのは一部のパルマ!!120%の力を出し切って1部は裏方としてやり通すと腹をくくっていた。疲れ切って2部で踊れないとも思ったけど意外だった、疲れたけど終わったら爽快だった。皆上手いからだ。

フラメンコは完璧に踊ること=上手いじゃない。本番数日前、たっちゃんと電話で話していた時の一言、「私達はライブのタイトル通りsin pensar,sentir(考えずに感じる)でやればいいのよ!」にも救われた。そうだ、私は自分でこのタイトルを付けたのだ!

ちなみに、sin pensar,sentir(考えずに感じる) は、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の映画の中のセリフで、それが今やブルース・リーの名言になっいる。昔、なんかのテレビでふとその場面を見て、「ブルース・リーってめちゃフラメンコな事言ってるな」とずっと心の中に残っていた。もちろん、スペイン語じゃないけど(笑)原形は「don't think , feel」です。これをスペイン語に置き換えました。

以上、長くなりましたが、4/6(水)感想でした。

今後とも宜しくお願い致します!!

写真:エルフラ最後の記念写真

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