先週、初のブレリアクラス単独ペーニャをやりました。
用があって早退した生徒もいましたが、ブレリア生徒全員参加。
三時間もあっと言う間に過ぎ、特に後半は大盛り上がりでした!!
第一回目にしては、コンパスが流れる中で一人一人踊る事ができて、大変良かったと思います。
時間が経つにつれ、段々と上手くコンパスにハマっていくのが見ていて面白かったです!
パルマは、うちのクラスでは踊りの前にひつこく練習するので、さほど変ではなかったです。成果が少しずつ出てるんではないでしょうか!ガッツポーズ!!もっと上達するには、とにかく走らない&平べったい棒にならないことかな。
あーしたかったのにできなかったとか、場馴れしないとブレリアを即興で踊るのは難しいと思いますが、コンパスの中に出ていけるって事が先決で、それから先はペーニャですから自由に思うままに!です。上手い下手はあまり関係ありません!
大変楽しいペーニャでした。個人的には、絶好の機会とばかりカンテを沢山やらせてもらいましたので、歌の練習できたし。
つくづく思ったのは、我ら外人が気軽にフラメンコ楽しむ為には、コンパスにコツコツ向き合う事が必要だという事です。スペイン人達には、暗黙のルールがあってその上でブレリアを楽しんでるし、私達には場数・訓練が必要だと思います。楽しむためにお勉強するなんて、矛盾してるように思えますが、フラメンコに限らず、覚悟をもって挑んだ者のみが、真の楽しさを知る、みたいなのが私の持論です。
ペーニャといえば、へレスのペーニャに何回か行った事がありますが、ほぼカンテです。あと、こんな事もありました。立ち寄ったbarに、友達の知り合いのカンタオールがたまたま居て、「歌うから踊れ!」と言われて、急にブレリア大会が始まり、何が何だか分からないうちにテキトーにpaso de buleria とllamadaやって終わらせた思い出があります。当時はまだ練習生で、あーゆー時にカッコよくブレリア踊れたらいいんだろうな、と思ってました。一番びっくりしたのは、カンタオールが歌い始めた瞬間、barにいた呑兵衛のオヤジ達が自然に周りを囲んでパルマを始めた事でした。これが血「sangre」かぁと思いました。
♪スペイン語ひと口メモ♪
ペーニャで私が歌ってたbuleriaの一部
Que pena ser gitano
y vivir en los olivares
ヒターノであることが何て悲しんだろう、
オリーブ畑で生きている。
*olivar=オリーブ畑。アンダルシアでは重要な単語でしょうね、オリーブはスペイン人の必需品。